✔️返り値とは?
✔️返り値の使い方は?
今回は返り値に関してご説明します。
実際に開発でもよく使われるので是非マスターしましょう!
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【基礎編】関数とは
返り値に入る前に、まず関数について理解しておきましょう!
関数とはプログラムの処理動作をひとまとめに定義しているものです。
処理動作をまとめておく箱とイメージしてもらうとわかりやすいです。関数を利用すれば、同じコードを何度も書かずに済みますので、作業短縮とコードの見やすさにも繋がります。
詳しくは下記を参考にして下さい!
【基礎編】返り値とは
返り値とは、関数の中で処理した結果、戻ってくる値のことです。関数を処理すると、その結果が出力されます。この出力された値のことを返り値と呼びます。
返り値は下記のような書き方をします。
function 関数名()
{
…実行処理…
return 返り値;
}
関数名を定義し、{}の中に処理を書きます。その後、「return 返り値」で返り値を設定することができます。返り値は必ず定義しなければいけないわけではありません。
返り値を利用すると、関数でそのまま表示する場合と違い、値全体を取得出来る為、プログラム内で表示方法を変えたり、処理を変更したり出来ます。
言葉だけでは理解が難しいと思うので、実際の使い方を確認してみましょう!
【基礎編】返り値の使い方
まずは返り値のない通常の関数を見てみましょう。
<?php
function name(){
echo 'サラプロです';
}
name();
?>
実行結果は下記の通りになります。
例えば、この「サラプロです」という文字列を変数に格納して文章の途中に入れたい場合、返り値を使用する必要があります。
その際は下記の通りに記述します。
<?php
function name(){
return 'サラプロです';
}
$name=name();
echo '私はサラリーマンプログラマーの'.$name;
?>
実行結果は下記のようになります。
このように、返り値を使うことで変数に格納できたり、表示方法を変えたり活用する幅が広がります。
引き数を利用した場合は下記の通りです。
<?php
function name($age){
return $age.'のサラプロです';
}
$age=name(29);
echo '私は'.$age;
?>
結果は下記のようになります。
「29」という引数をとって値が返されるのでこのような結果になります。
【応用編】配列を返す
次に返り値に配列を指定する方法を確認してみましょう!
<?php
function Person() {
$name = 'sarapuro';
$age = 29;
return array($name, $age);
}
$person = Person();
array_unshift($person,'man');
print_r($person);
?>
結果は下記の通りです。
関数の「Person」の返り値として配列「$person」を指定します。
さらに配列の先頭に要素追加するarray_unshift関数によって「man」を追加します。
よって配列「$person」を出力すると上記のような結果を得ることができます。
array_unshift関数については下記の記事を参考にして下さい!
>> 【PHPの基礎】array_unshift関数をマスターしよう!
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まとめ
✅返り値の使い方
✅引数を用いた返り値の使い方
今回は以上になります。
私は最初勉強した時返り値に関して全く意味がわかりませんでした。通常の関数と何が違うのと思っていましたが、変数に格納できたり、表示方法を変えたりなど、活用する幅を広げるために使うと分かり納得しました。
開発を進めていくと返り値は当たり前のように使われますので、是非マスターして下さい。
配列における組み込み関数のまとめは下記の記事を参考にして下さい!