PHP

【PHPの基礎】do while文をマスターしよう!

今回はdo while文について説明します!

while文との違いについても確認してみましょう!

while文の詳細は下記の記事を参考にして下さい!

>>【PHPの基礎】while文をマスターしましょう!

独学がつらくなった方は下記をご覧ください!

>>【初心者必見!】無料体験ができるプログラミングスクールをご紹介!

do while文とは

do while文はfor文やwhile文のように繰り返し処理を行いたい場合に使用します。

do while文は繰り返し条件の判定が、処理を実施した後に行われます。つまり、一度は必ず処理は行われることになります!

この点がwhile文との大きな違いになります。while文は繰り返し条件の判定が最初に行われます。

書き方は下記の通りです。

do {
     実行する処理;
} while(条件式);

do while文の使い方

実際の使い方を確認してみましょう!

<?php
 
$i=0;
 
do {
  echo $i;
  $i++; 
} while ( $i<5 );
 
?>

結果は下記の通りです。

上記では、変数「$i」が5になるまで繰り返し処理を行い出力されます。

次に別の例を確認してみましょう!

<?php
 
$i=0;
 
do {
  echo $i;
  $i++; 
} while ( $i>5 );
 
?>

結果は下記の通りです。

上記では条件に当てはまることはありませんでしたが、{}内の処理が1度実行されたことがわかります。

このようにdo while文で書かれた処理は必ず1回実行されます

while文とdo while文の比較

先ほどの例を利用してwhile文とdo while文の違いを確認してみましょう!

<?php
 
echo 'do while文の結果↓';
echo '<br>';
$i=0;
 
do {
  echo $i;
  $i++; 
} while ( $i>5 );

echo '<br>';
echo 'while文の結果↓';
echo '<br>';

$a=0;

while($a>5){
    echo $a;
    $a++;
}
 
?>

結果は下記の通りです。

上記の結果から分かるように、do while構文で書かれた処理は必ず1度実行します

対してwhile文は実行する前に、条件の判定を行うため、条件に当てはまらない場合は処理は1度も実行されません

do while文(break処理)

break処理とは、特定の条件になったら繰り返し処理を中断する処理です。

<?php
$i=0;

do{
	if ($i === 3) {
		break;
	}
	echo $i; 
	$i ++;
}while ($i<5);

?>

結果は下記の通りです。

$iが「3」になったときに、繰り返し処理から抜けるため、「012」が出力されます。

do while文(continue処理)

continue処理とは、特定の繰り返し処理をスキップするための処理です。

<?php
$i=0;

do{
	if ($i === 3) {
        $i ++;
		continue;
	}
	echo $i;
	$i ++;
}while ($i<5);

?>

結果は下記の通りです。

$iが「3」になったときは、繰り返し処理をスキップするため、「0124」が出力されます。

独学でツラくなった方へ

まとめ

今回説明した内容

✅do while文の使い方

✅break処理、continue処理の使い方

今回は以上になります。

do while文は必ず1度処理を行う繰り返し構文です。特性を理解し、while文と使い分けを行なっていきましょう!

是非いくつも演習を行なってマスターして下さい!

>>【PHPの基礎】while文(繰り返し処理)をマスターしよう!