【PHPの基礎】正規表現の使い方をマスターしよう！

今回解決できる内容！

✔️正規表現とは

✔️正規表現の使い方

✔️正規表現の応用

正規表現は実際の開発でも大変よく使われます。簡単な例を挙げると、電話番号を確認したり、メールアドレスが正しいかどうかの判定をしたりできます。

今回で是非マスターしましょう！

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【基礎編】正規表現とは

正規表現とは文字列の集合を1つの文字列で表現する方法です。もっと簡単に言うと、

特定の条件に当てはまる文字列を検索する際に使われる、検索条件の表現方法です。

書き方は下記の通りです。

/正規表現のパターン/

正規表現を利用する場合は、スラッシュ(/)で囲むことが必須になります。

正規表現で文字を表す基本構文は下記の通りです。もちろん下記以外の構文もありますので、用途に合わせて確認してみましょう！

構文	説明	例
.	任意の1文字を表現	/t..t/ ⇨「test」などが該当
[]	文字クラスを表現。 [a-z]で「aからz」までを表現	/ca[a-z]/ ⇨「cat」や「cap」などが該当
\s	タブ、スペース、改行などの空白文字を表現	/A\sB/ ⇨「A B」が該当
\d	数字を表現。[0-9]と同様	/G\d/ ⇨ 「G7」などが該当
\w	大文字小文字のアルファベット、数字、アンダーバーを表現	/\a/ ⇨「a」や「A」や「_」などが該当

サラプロ

正規表現は理解したけど、実際に開発で使うやり方が知りたいですよね！

実際の開発で正規表現が使われる関数の1つにpreg_match関数があります。

次の項で確認してみましょう！

【実践編】preg_match関数を利用する

preg_match関数は対象の文字列から正規表現パターンの文字列があるかないかを検索する関数です。戻り値はマッチした文字列がある場合は「1」、ない場合は「0」を返します。

書き方は下記の通りです。

preg_match(/正規表現によるパターン/ , 検索対象の文字列 [,マッチした文字列の配列])

1つ目の引数には、正規表現による文字列パターンを記述します。正規表現はスラッシュ(/)で囲むことが必須です。2つ目の引数は検索対象の文字列を記述します。

preg_matchの返り値として検索結果を返してくれます。

返り値に関しては下記の記事を参考にして下さい。

【PHPの基礎】返り値をマスターしよう! 今回解決できる内容! ✔️返り値とは? ✔️返り値の使い方は? ...

郵便番号の確認を例に、実際のコードを見てみましょう！

サンプルコード

<?php

$postalcode1='123-4567';
$postalcode2='4567-8910';

$result1=preg_match('/\A([0-9]{3})-([0-9]{4})\z/',$postalcode1);
$result2=preg_match('/\A([0-9]{3})-([0-9]{4})\z/',$postalcode2);

if($result1){
    echo 'マッチしています';
}else{
    echo 'マッチしていません';
}

echo'<br>';

if($result2){
    echo 'マッチしています';
}else{
    echo 'マッチしていません';
}

?>

結果は下記の通りです。